テクノロジー

ランフラットシステムの新しい技術

ブリヂストンのランフラットタイヤは、1980年代前半に身障者用車両向けに空気圧が失われた状態でも安全な場所まで走行可能なタイヤとして製造したのが始まりです。量産車両では1987年のポルシェ959への標準装着タイヤとしての納入に始まりましたが、通常のタイヤにくらべてどうしても乗り心地が硬くなる傾向にありました。
その課題の克服に取り組み続け、2005年に乗り心地を改善した第2世代へと進化。さらに新技術を採用し、縦バネ係数の低減を実現。
通常のタイヤと比較しても乗り心地に遜色のない第3世代へと進化させました。

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  • 新サイド補強ゴム
  • 新プライ
  • クーリングフィン

ランフラットタイヤにとって、パンク時の屈曲により発生する熱をいかに抑えるかが課題でした。
新サイド補強ゴムは独自技術「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」の採用によりカーボン同士の摩擦による発熱を抑え、パンク走行時の発熱を第2世代サイド補強ゴムの約半分にしました。

従来のポリマーとNanoPro-Tech

プライとは、タイヤ全体の骨格となる構造物です。新プライは、タイヤサイドの屈曲による熱で収縮し、変形を抑制。温度上昇を緩やかにします。

通常走行時とパンク時走行

タイヤサイドに突起=クーリングフィンを設け、タイヤが回転する時に表面に起こる空気の乱流を促進させます。
冷たい空気がタイヤに触れることでタイヤを冷却させ、温度上昇を抑えます。

COOLING FIN
COOLING FINの非採用時と採用時

中子式ランフラットタイヤ

ブリヂストンサポートリングは、空気漏れが起きた場合、あらかじめタイヤの中に入っているサポートリングが車軸を支え、そのままの状態での走行を可能にするシステムです。
通常のタイヤと規格ホイールに簡単に装着することができます。特に65シリーズ、70シリーズのような高偏平率のタイヤを装着した乗用車やSUVに適したシステムです。

Support Ring
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